寒い雨の日
雨の中 山は秋の終わりを告げる頃
ようやく それらしく色づいてくる
山の中 本当に空気まで違うような山の中
狭い狭い コミュニティーで
寄り添うように 暮らす人々
みんな それぞれ歳をとって
金秀集團
みんな それぞれ「自分の中」の真実で生き始め
少しずつ 少しずつ ずれていく思いたち
信頼していた人が ある日泥棒になる
仲良しだった人が ある日裏切り者になる
みんな真面目な顔で 自分の真実を話す
そのどれもが 嘘の無い話し方で
聞いているものを翻弄する
祛斑
せめて
幽霊とか 宇宙人とか 死んでしまった人だとか
そんな途方もない妄想話をしてくれたら
簡単に解決することなのに・・・
助け合って 喧嘩もして 許し合って
そうやって暮らしてきたはずなのに
物忘れは 優しさばかりは運んでこない
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